な「なんなの、これ……。」
ふと腰らへんにも違和感があって触ると、やっぱりというべきか尻尾があった。
なんというか、意外と落ち着けているのには訳があって、それは今日の夢にあった。
も『久しぶりじゃの、ななか。』
な『おひさー、もんた。』
夢の中でもんたに会った。
そん時に私がちょっと馬鹿にしちゃったんだよね。
な『もんたって神って言うけどさ、実際猫じゃん?なんで猫の姿してんの?まさかほんとの姿ってわけじゃないでしょ。』
も『当たり前じゃ!猫の姿してるのは人間界を観察しやすいからじゃっ!』
な『ふーん…。でもラクそうだね。』
も『……なんだと?』
な『だって要は猫の姿でウロウロしてるんでしょ~?私なんか毎日ご飯作って家事して見回りして、忙しいのなんのって。』
も『………ほ~。ならば、猫がどれくらい大変なのか味わうといい。』
な『えー、私人間だよ?無理無理ー。』
も『そうだったな。………ククク。』
そこで夢から目覚めた。
最後の不気味な笑いはこーゆーことだったんだ。
もんたにしてやられた。
くそぅ、今度ハゲネタでいじりまくってやるんだから!!


