次の日。
私は泉ちゃんを笑顔で見送った。
泉ちゃんは総司にも謝っていた。
不思議ともう恋愛感情はなさそうに見えた。
なんでだろ??
まぁ、また来てくれるっていったし。そんときにでも聞こうかな。
年が近い女の子の友達はなんだかんだ初めてで、嬉しい。
少し泉ちゃんの方が年下だけど。
屯所に入って廊下を曲がると一さんに会った。
な「あ、一さん。昨日はご迷惑おかけしました!あと、ありがとうございました!!」
一「気にするな。」
な「いえ、本当にありがとうございました!今度なにかお礼します!」
一「ああ、じゃあお前のご飯また食べたいからな。たくさん作ってくれ。それで充分だ。」
な「わかりました!!楽しみにしててくださいねっ。」
そして一さんとは別れた。
歩いてると肩にぽんっと手を置かれた。
振り向くと総司がいた。
な「どうしたの?」
総「そういえば僕は何もしてないのに、ななかは一君と抱き合ってたでしょ?」
な「あ…!」
しまったと思っても時すでに遅し。
にやりと総司は笑って私をお姫様抱っこした。
総「じゃあ、行こっか。」
な「ど、どこによ!私やることがあるし、お、おろして!!」
総「うるさい。その口ここで塞いで欲しいの?」
な「……っ!」
総「うん、いい子いい子。でも、―――優しくはしないからな?」
急に獲物を捕らえるような顔つきになった総司を見て私は顔を赤くしたのでした。


