一side スースーと吐息を立てて俺の腕の中で眠る彼女。 正直、まだ諦めがついていない。 だからこそ、愛おしくも切ない気持ちでいっぱいになる。 一「……俺のものになればいいのに。」 ポツリと出た本音。 ほんとに、そう思うんだ。 だがななかを一番幸せにできるのは俺じゃなくて、総司だ。 まぁ、そいつがあの娘に煮え切らない態度をとっていたからこんなことになったんだが。