錦「お前が悩んでるのはあれだろ?中田の妹のキャーキャー騒ぐうるさい娘。」
な「ははっ…まぁ…。」
酷い言われようだけど否定できなくてまた苦笑い。
一「…無理に笑うな。」
一さんに頭を撫でられる。
その手つきがあまりにも優しくて涙が流れた。
な「……悔しいよ……!私が総司の恋仲なのに、何もできなくて…!」
一「お前はいい女だ。料理もできるし家事もこなす。」
錦「おっ、一くん言うねぇ♪」
一「じ、事実を言ったまでだ!!」
からかわれて赤くなる一さんが可愛くて思わず笑った。
すると、二人も安心したように笑ってくれた。
錦「いいか、ななか。お前はやれる女だ。堂々とぶつかっていけ!俺らが背中を押してやる!」
な「はいっ!ありがとうございます!では、七瀬ななか行って参ります!」
錦「うむ。健闘を祈る!」
もう一度二人にありがとうと言ってから私は総司のもとへと向かった。
一「……お前、楽しんでるだろ。」
錦「あ、わかった?」
一「性格悪いな。」
錦「よく言われるよ。まぁ、ななかには頑張ってもらいたいけどな。」
一「……まぁな。俺も稽古行く。お前も早く自分とこ戻れ。」
そう言って一も出ていく。
錦「……本当に稽古に行くのかね~?」


