そしてとうとう夜。 私は総司が寝たのを確認してひっそりと部屋を出た。 もう秋になるというこの季節の夜は肌寒いから羽織りを着て庭に向かった。 泉「あっ、来てくれたんですね!」 な「うん。……それで相談てなに?」 私は本題にさっさと入る。 早く終わらせたいのが本音かな。 私がそう聞くとニコッと微笑んで首をかしげながら言う。 泉「あのね、総司くんを私にくれないかな?」 そう言った泉ちゃんの目は笑っていなかった。