なんだかいい匂いするし、このままだとまた理性が…って思ったけど僕はふと気づいた。
平(ななかの手が、少し震えてる…?)
そこで僕は思い出した。
そういえば怖い話を聞いたんだった、と。
僕は色々あってもう恐怖は吹っ飛んだけど、ななかはそうじゃないみたいだ。
まいったな…これじゃ一人にするわけにもいかないか。
仕方ない。
僕はななかを抱え(後に聞いたところによるとお姫様抱っこって言うらしい)、部屋を出た。
な「どこいくの?」
平「ななかの部屋だよ」
な「えっ」
不安げな顔をしたななか。
どうしたんだろう?


