目の前には端正な顔立ちの土方さん。
しかも壁ドンよりもハイレベルな肘ドンをされているんだよ?
顔が近くて、ドキドキする。
な「あ、あの、他の男ってどういうことですか?」
歳「……平助のことだ」
平助……?
あ、もしかしてさっき転びそうになった時のこと?
な「でもあれは、その……仕方なくないですか?」
歳「転びそうになるお前が悪い」
理不尽なっ!
誰だって転びそうになることあるじゃん!
………ん?待てよ。
そもそもなんでそれだけのことでこんなに怒ってるんだろう。
あ、まさか……。
な「土方さん、やきもちですか……?」
歳「……だったらわりぃかよ……!」
ふいっとそっぽを向いてそう言う彼の耳は真っ赤で。
思わず私はにんまりと、彼が見ていないことをいいことに思いっきり口角を上げた。というか自然にそうなった。


