総「冷たい言い方するとね、武士はいつ斬られるかわからないものなんだ。だから普段から死ぬ覚悟していないといけない。それが武士の定めなんだ。」
な「………っ。」
総司も土方さんも一さんも。
他の皆もその覚悟は出来ているんだろう。
な「でも、私は怖い……!守りたいのに、上手く心が追いつかないっ……!」
ギュッと総司の袴を掴む。
こうしないと、崩れそうだ。
すると、私の頭をゆっくりと撫でた。
総「まだななかは、未熟だ。仕方のないことだよ。」
な「うん……。」
総「でもななかなら乗り越えられる。僕がいうんだから間違いないよ。」
自信ありげに笑う総司を見て、思わず笑みがこぼれた。
総「あ、ようやく笑ったね。」
な「……うん、総司のおかげかな。」
総「良かった。まぁ、ななかにこれ以上は人を殺して欲しくないから僕が最後仕留めることにしたいんだけど。」
な「えっ、でもそれ総司に負担かかるしそれに……、」
総「大丈夫。言っただろ。僕は大切な人を守る為なら鬼にだってなれるって。」
微笑む総司の目は真剣だった。


