奴らが呆気にとられてる間に器用に真横に刺さった短刀をとり、素早く距離をとった。
奴らが固まってたのが不幸中の幸いってやつだね。
私は短刀で手の縄を切ったあと、短刀を構える。
おいおいそんなことできるわけねぇだろって?
いいんです、小説だから。
それはさておき、チラッと襖を見ると距離は2m。
そこまで行くには男達に一瞬の怯みが必要。
あ、小幡は痛みで悶えてるから今は考えなくていい。
まぁ、数分後には回復するだろうけど。
……よし、考えはまとまった。
周りの奴らが警戒しながらも近づいてくる。
そいつらに目掛け、私は短刀をブーメランのように投げつけた。
6人なら奴らの顔の周りを霞めるくらいできるコントロールに自信はある。
そして奴らがひるんだ間にダッシュ!


