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「さっきの、素敵だったね。」

ホームのベンチに座り私がうっとりしながら言うと、竜樹くんはまた苦笑い。

「あーゆーの、憧れるの?」

顔をじっと見つめながら言うから、何だか恥ずかしくなってくる。


「もちろん!
憧れない女子なんか、なかなかいないと思うな。」


「ふーん。



…じゃあ、俺も告白する時にやろうかな。」


えっ竜樹くんにも想い人いたんだ!
と内心驚きつつも、

「うん、いいと思うよ!
頑張ってね〜」

と答える。


すると、
「じゃあ、やってくるからここで待ってて。」