秘密の異端者


ヒヤリとした感覚がする
右の耳を触る



そこにあるのは

月の形をして
水色の石がはめ込まれたピアス





迅さんと別れる直前


「お前に名前を授ける」

「…名前?あ、そう言えば私 自分の名前名乗ってなかったですね」

「そうじゃない。お前の名前は聞かない。その代わり、コードネーム つまり通り名をつける」

「え?自己紹介くらいしますよ?それに…通り名って?」