「立ち話もなんですので、そこのカフェにでも入りませんか?」


そう言って男は
近くにあったカフェに
入っていった


怖い…
けど、あの人は
悪意があるようには見えなかった


「…どうにでもなれ……」


私も投げやりで
男の後を追った