秘密の異端者


「っ!い、いえ…」


びっくりした…

感謝されるどころか
気味悪がられるかと思ったから




「そ、それじゃあ、気をつけて…」


今更ながら
チカラを使ったことに怖くなってきた


早くここから
立ち去らなきゃ…










「あ、あの!」


っ!?


「は、はい?」


体が震える
怖い…