俺は本当は
アイツを傷付けるつもりは無かった


でも、小さい頃から一緒だったのに
気付いたらアイツは遠くて
それがむしゃくしゃして


いつの間にか今のような
関係になってた






今更素直にアイツと話すとか
多分無理だけど


それでも
今の俺なりの最大級で
アイツと話そうかな



俺はそう決めると
弦達がいるであろう場所の
扉を開けた