「闇月に、手は出すなよ」


《えー、どーしよー。つまんないじゃんー》



ざけんな

お前の気分で傷つけられて堪るかよ


《あー、うん。まーいや、わかった、手ぇ出さないように気をつけるねー》


「もし手ぇ出してたら、そんときは容赦しねぇから」



そう言い残して俺は
通話を切った