「へぇー、気付いてたんだ」


ニヤニヤしながら姿を表した
5~6人の男たち


桜牙高の制服を着た奴もいる



だが、炎月でも神無でもなさそうだ



「誰?」

「あー、そんなことどーでも良いじゃないですか」


違う学校の制服を着た奴が
めんどくさそうに口を開いた


私は探るような視線を
彼等に向ける