秘密の異端者


私がフリーズしている間に
二人は私の前まで戻ってきていた


「さっさと乗れ」


そう言って
弦はメットを投げてきた

しかし、こんな得体の知れない
奴らに着いていって良いのか
一抹の不安が残る


「あ、あの…一人で帰れますから」


そう断ると
弦の眉間に皺がよった

そして茶髪の男が苦笑いをしながら


「さっきも言った通りこの辺は危ないんだ」

と言う


しかし

「あの、あなた達のがよっぽど怪しいんですけど」