秘密の異端者


すると
茶髪の男は肩を震わせていた


この人笑ってる

ジトーっと見つめていると
ごめん、ごめん
と言いながら


「弦-ユズル-どうするの?」


と黒髪の男に声を掛けた

どうやら黒髪の男は
弦と言うらしい

弦はチラリと私の方を見ると


「チッ」


舌打ちをしてバイクの方に
去って行った