秘密の異端者


風を感じながら
バイクに乗ること数十分

気付くと大きな倉庫の前にいた


弦は無言で私を降ろすと倉庫の入り口に向かって歩き出した



恐らくここは炎月の倉庫だろう


和哉さんは着いてきてと言わんばかりに入り口で待っている


だが……






私はここには入れない

何故なら、私は族を潰す立場なのだから

敵も同然

入れる訳がない