秘密の異端者


「こんなところで何してる」


私がボーッとしていると
また黒髪の奴が聞いてきた

我に返って慌てて


「別に…。ただ景色を眺めてただけ」


とだけ答えた

するとこんどは優しそうな
茶髪の人が口を開いた


「ここはあまり治安が良くないから危ないよ。早く帰った方が良い」


私は答えた


「そうだね。もう既に手を出してきた馬鹿がいるしね」


そして言いながら
私の後ろの方で倒れてる
奴らを指差した