「弦、どう言うこと?」

和哉さんが弦に訊ねる


「…あいつ、何考えてるか分かんねぇ」

「えっと……弦?」

「瞳に感情が無かった。真っ黒で考えてることも全く分かんねぇ」


和哉さんはその言葉を聞き
少し考えるように黙りこんだ



「なるほど。それで、仲間にしようってことだね」

「ああ」

「でも、闇月の事は何も分からない。大丈夫なのか?」


「分かんねぇ。でも、あいつなら…」