今まで黙ってやり取りを聞いていた
和哉さんも目を丸くしている


何故だ?
何故いきなりコイツは
炎月に入れなんて言うんだ?


分からない…

でも、分からなくても
答えは一つだ


「断る」


そして、今度こそ私は屋上を去った