「はい。て言うか、私の携帯に掛けてるんですから私以外無いでしょう?」

《ははは、そうだな》


迅さんは電話の向こうで
陽気に笑う



「それで?依頼ですか?」


真面目な声で問いかければ
一気に真面目な雰囲気に変わる


《あぁ。繁華街の南の方の公園の…………で、……だ。》