「闇月夜、転校生。風に当たってただけ」


それだけ言って立ち去ろうと
したのだが
弦の次の一言に足を止めた


「屋上は、俺らの溜まり場だ。近づくな」




けっこう気に入っちゃったんだけど

んー、また行きたいしなー…



じゃあ、答えはこれしかないよね


「断る。屋上は、誰のものでもないからな」