姉貴が椅子に座って一人でぼんやり空を眺めながら弁当を食べていた。 外の風が窓から入ってきて姉貴の髪がなびいている。 綺麗・・ん?いや俺なにを思って・・・。 『篠宮、なんか今日ちがうよな。』 『うん。だよな、俺もそれ思った。いつもより清楚な女って感じ。』 廊下にいた男子の話し声が聞こえた。