(続) 冷めた結婚


愛海のことが気になりながらも、美結と公園に向かう。


「みゆ、よるごはんはからあげたべたい」


美結に言われて、俺の頭にぽんとある考えが浮かんだ。



夕飯買って帰ろう。



たまには、いいだろう。

いつも、愛海はよく家事をこなしてくれる。


でも、楽するところは楽して欲しい。


それから、家にかえってからいっぱい愛海と話そう。



ちゃんと愛海と話したい。