・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「壮真さん、お先に失礼しまーす」
「おう。サンちゃん、お疲れー」
従業員達が次々に扉を出て行く。
音楽も消えた店内は、早朝なのでほぼ無音の静けさだ。
「ミナトー。
メシ食って帰るかー?」
ボックス席で休んでいるミナトに声をかけた。
「あー、はい」
「俺、久しぶりにほなみがいいなー。
そこでもいい?」
「いいですよー」
俺は店内の電気を消し、ミナトと店を後にした。
ほなみに到着し店内に入ると、穂波さんがカウンター越しに他の客と話をしていた。
俺とミナトはカウンター席に、いつものように一つ席を空けて腰掛けた。
「いらっしゃい。
壮真君、最近あんまり来なかったじゃない」
「ごめん。客の付き合いで、他の店で食べたりしてたんだー」
「ふふっ、いいのよ。わかってるし。
二人とも、朝定食かな?」
「うん、俺はそれで。
ミナトもそれでいい?」
「はい、お願いします」
穂波さんは厨房にいるアルバイトの子にオーダーを伝えると、俺らの前に水を置いてくれた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「壮真さん、お先に失礼しまーす」
「おう。サンちゃん、お疲れー」
従業員達が次々に扉を出て行く。
音楽も消えた店内は、早朝なのでほぼ無音の静けさだ。
「ミナトー。
メシ食って帰るかー?」
ボックス席で休んでいるミナトに声をかけた。
「あー、はい」
「俺、久しぶりにほなみがいいなー。
そこでもいい?」
「いいですよー」
俺は店内の電気を消し、ミナトと店を後にした。
ほなみに到着し店内に入ると、穂波さんがカウンター越しに他の客と話をしていた。
俺とミナトはカウンター席に、いつものように一つ席を空けて腰掛けた。
「いらっしゃい。
壮真君、最近あんまり来なかったじゃない」
「ごめん。客の付き合いで、他の店で食べたりしてたんだー」
「ふふっ、いいのよ。わかってるし。
二人とも、朝定食かな?」
「うん、俺はそれで。
ミナトもそれでいい?」
「はい、お願いします」
穂波さんは厨房にいるアルバイトの子にオーダーを伝えると、俺らの前に水を置いてくれた。



