千「寮の場所知らないだろ。

  教える代わりに俺と

  1対1をやってくれ!」


すると、あっさりOKしてくれた。





俺はボロ負けした・・・



俺、このバスケ部の中で

1番上手いのに・・・


一応、部長なのに・・・


神峰ユイ・・・


俺のライバルだ!!



俺が考え事をしていると

いつの間にか、ユイの姿がなくなっていた。


えええええええええ!?


俺が周りをキョロキョロ見ていると

体育館の隅で

薫、怜、麗緒が

話し合っていた。

そして、その横で

遊兎が俺の方に

手招きをしていた。


遊兎の方に駆け寄ると

遊兎がユイをバスケ部に

入れたいと言ってきた。


俺はその意見に大賛成だ!


薫たちもその事について

話し合ってたみたいだ・・・


全員一致で



ユイをバスケ部に入れるという

事になった。


どーせ、明日会うからその時言えばいいよな。