時計を見ると・・・




「やばっ!電車に乗り遅れちゃう。」






よしっ。ここから駅までダッシュ。




「ふぅ~。間に合ったぁ。」







シュゥ~~







ガタンゴトン ガタンゴトン・・・・




「次はOO駅~OO駅~」



「あれ?次の駅って□□駅じゃなかったっけ?!もしかして,乗り間違えた!?
このままじゃ学校初日に遅刻しちゃうよぉ~!!!次の駅で降りなきゃっ。」



シュゥ~~



「あぁ~どうしよう・・・」




『どうしたの?その制服って△▽高校だよね?方向こっちじゃないよね?!』



「そうなんです。電車乗り間違えちゃったんです。」




『それは大変だね。早くしないと学校遅刻しちゃうよ?!』




「そうだった!!早く行かなきゃ。ご心配おかけしました。」





『別にいいよ。』






彼は,ものすごく笑顔だった。







その笑顔が何処と無く,優毅君の笑顔に似ていた・・・。