ガンッ!!


棗「っ…いっ………てぇ………⁉︎」



一瞬、何が起こったか分からなかった。
だけど直ぐ、『壁に頭をぶつけた』と判断し、頭を抑えながら教室に入った。


すると、何故か痛い程の視線を浴びた。
それを不思議に思って、首を傾げると、一人の男子生徒が話し掛けてきた。



男子「棗さん⁉︎ここ、2-Bッスけど、ど うかしたんッスか?」








棗「あっ……!
悪ぃ……教室間違えた」



その言葉で、男子生徒は慌て出した。
熱があるんスか?とか、保健室行くッスか?等、色々聞いて来た。


まぁ、その後は無事に教室に辿り着いた。