棗「フフフフフッ……………」



あ``ーーヤベェな。こりゃあ。
遂に声上げて笑い始めたしよ。
これ以上放置すると、血祭りになっちまうな。



確実に此処に居る奴等は、全員"逝く"だろう。




いやァ、ゴシュウソウサマです〜。




そんな事を呑気に考えていると、棗が声を上げて笑い出したのに危機感を感じた男子生徒達が、必死に女子生徒達を抑えて居た。


その中、2人の男子生徒が俺の方に向かって来た。

そして、俺の前に立ち口を開いた。



大方、言われる事は分かってんだよ。
だからよ。それ以上言わねぇで良いぜ?
どうせ、こう言うんだろ?



『「一磨さん!棗さんを止めて下さい!!!」』って。




ほーら、予想的中♪
いや、的中しても嬉しくねぇんだけど?


もう、ほぼ日課と成りつつあるしな。