side.一磨
俺は今、段々深い笑みを浮かべていく親友。棗をみながら、冷や汗をダラダラと流している。
きっと顔は青く染まっているだろう。
棗はキレると笑う、凄く自然で綺麗に。
でも…、その綺麗な笑顔でキレられると、恐ろしく怖い。
神様や天使でもちゃんと、苛立った表情でキレるだろうよ。
まぁ、これはまだ序ノ口。
棗が本気でキレた時、深く深くなった笑みは最高潮に達すると、一瞬で跡形も無く"消える"。
完璧な"無"で、相手に"淡々"とモノ言う。普段の棗とは正反対の冷たい雰囲気。
この状態になると、どんなに強く偉大な人でも、棗には"ただ"の人間として映る。
ホントに………、コイツは"金の天使"なんかじゃねぇよ。悪魔だ………いや、悪魔より達が悪い。死神だわ。
そこまで考え、ふと、死神:棗を見た。棗の笑みは今まで見た事無いぐらいに、恐ろしく"綺麗"だった。
周りの者が見惚れている中、後ろで死神が大鎌を研いでいる様子が見えたのは俺だけだろう。
俺は今、段々深い笑みを浮かべていく親友。棗をみながら、冷や汗をダラダラと流している。
きっと顔は青く染まっているだろう。
棗はキレると笑う、凄く自然で綺麗に。
でも…、その綺麗な笑顔でキレられると、恐ろしく怖い。
神様や天使でもちゃんと、苛立った表情でキレるだろうよ。
まぁ、これはまだ序ノ口。
棗が本気でキレた時、深く深くなった笑みは最高潮に達すると、一瞬で跡形も無く"消える"。
完璧な"無"で、相手に"淡々"とモノ言う。普段の棗とは正反対の冷たい雰囲気。
この状態になると、どんなに強く偉大な人でも、棗には"ただ"の人間として映る。
ホントに………、コイツは"金の天使"なんかじゃねぇよ。悪魔だ………いや、悪魔より達が悪い。死神だわ。
そこまで考え、ふと、死神:棗を見た。棗の笑みは今まで見た事無いぐらいに、恐ろしく"綺麗"だった。
周りの者が見惚れている中、後ろで死神が大鎌を研いでいる様子が見えたのは俺だけだろう。


