四「ま、榊も起きた事だ」



は!?ふざけんな馬鹿野郎!こっちは命掛けたをだぞ!?それを、それを…………なに『ま、』で終わらしてんだよ!?


俺は、そんな思いを込めて、四ちゃんを睨んだ。

そんな俺を、四ちゃんは気付いて無いかの様に、話しを進めている。冷や汗かいてるがな。



四「き、今日は、て、転校生が来る。

ほら、来い」



四ちゃん、声震えてんよ?

って、転校生!?
は?ヤバいよな?これ。


俺は、声を殺して一磨に話し掛けた。



棗「一磨、ヤバい状況」

一磨「あぁ、ヤベェな」



ガラガラガラ〜



四「コイツが転校生だ。
オラ、自己紹介しろ」



四ちゃんがそう言い、俺等は前を向いた。

そこに居たのは、恐ろしく美しい、黒い……………




















………………………………死神だった。