で、コイツは、この骨が逝く作業を俺にやれと言っている訳だ。


何という奴だ。



仕方が無い、起こすか……

俺は、『今日は何本逝くかな』と思いながら、一磨を揺すった。


棗「一磨、起きろ」


すると、切れ長の目が開き、鋭い視線で俺の睨む。

おいおい、止めてくれ。いくら俺でも、お前の睨みは結構効くんだぞ?


一磨「棗か………、俺今寝てたんだけど ?」

棗「笑うな、一磨。お前の所為で周りが 凍り付いてる。後今はホームルーム 中だ。寝るな」


一磨は「タイギッ」そう一言言って、起き上がった。



その瞬間、クラスメート&四ちゃんは、安堵の溜め息を吐いた。