前はあんな笑い方しなかった。
あんな、酷く冷たい笑いなんて、しなかった。



あの時までは…………



一磨「お〜い。な〜つ〜め〜
起きてんか〜?おーいおーい」


あっ、完全にトリップしてた。


棗「あぁ、起きてる
おはよう、一磨」

一磨「おぉ、おはようサン!」


棗「一磨、座れ。
もうすぐチャイムなる」

一磨「おうよ」


と、ちょうどチャイムが鳴った。
鳴った瞬間クラスの奴は、驚く程の速さで、席に着いた。