お目覚めは甘いkissで


玄関を開けて小さなため息をつく。


「いるはず…ないよね。」



あれから1年たつのに毎日同じ事を
繰り返している自分に少し呆れる。


私の気持ちとは裏腹に
目の前には満開の桜が揺れていた。