天才極甘党系男子




濱さんとさよならをして、
わたしが店から出ると店の前には木元さんがいた。


そうだろうとはわかっていた。


「澄乃ちゃん」


「木元さん、お久しぶりです」


「……どうしてここにいるの?」


「ひとりで家にいると余計なことをしてしまうから」


「余計なこと…?」


「友だちも周りにはいないし、ひとりぼっちなんです。だからお菓子を作っちゃったりいろいろと余計なことしちゃうんですよ」


「澄乃ちゃん…」


「颯佑には秘密にしてるんです。バイト禁止令出てるから」


「当たり前よ」


「えっ?」


「時期、病院長の妻がバイトでもしてるってバレたら現院長にバッシングされるわ」