「どう?少しは楽になった?」
「まぁ、はじめの頃よりは」
「それならよかった〜」
ふふっと笑うと、心平さんを見る。
心平さんは優しく笑った。
「颯佑も前みたいに戻ってよかった」
「えっ?」
「あんたが目を覚まさない間、相当暗かったしなにもないやつみたいだった」
なにもないやつ。
昔みたいに心を閉ざしてしまっていたんだろうか。
「まぁ、いい結果に持っていけたのならよかったよ。あんたも、幸せそうだしな」
咲和もとなりで頷く。
「あたしも嬉しいよ!とうとう、恋愛結婚だね」
「…う、うん」
なんだか照れちゃう。
颯佑がいない間にこんな話。
「あ!そうだ」


