「…きゃ」


何これ何これ…


肩押されて、後ろは壁、前は金髪…



「な…にするんですか…?」


「んー…なにがいい?」


「なあ、勿体ぶんなくてよくねー?」


「まぁ、そーだな」


「ちょっ……こないでくださいっ」



何すんの…


金髪は、あたしに近づいてくる。


「こ、こないで!!」


「ははっ、かわいー」


「きゃっ…退いて…ください…」


ついに、あたしの顔の両脇に金髪の手が。