○陸―RIKU―side○





『陸の事、好きなのっ…』





そういった瞬間、珠々は俺の前で倒れた。




「おいっ、珠々!?大丈夫か!?」



顔熱っ



こいつもしかして熱?






―ピピピピッピピピピッ



「38°7…………熱高ぇな」




こいつが熱なのにも気づかねーって



俺まじありえねー。





珠々を問い詰めすぎたかもしれない







「せーのっ………」




珠々を抱っこしてベッドに寝かせる。






相変わらず軽いな





腕とか足とか細すぎだろ。