「珠々と出会えて良かった…。今までありがとう…だけど……、それ以上に…これからもよろしく」
嬉しい…
こんなこと言ってもらえるとは思ってなかった。
「うんっ、よろしくね」
ちょっと、気持ちが楽になった。
全部、優羽の優しさのおかげ。
「じゃあ……
別れよっか」
「……うん」
「んな顔すんなよ。笑ってれば良いことあるって、あの時言ったでしょ?」
「お、覚えてたの?」
「俺が言ったのに忘れるわけないじゃん」
なんだよ……もぅ
「優羽…友達として、大好きだよ!」
最高の笑顔で優羽に伝える。
今、幸せだってこと、ちょっとは伝わったかな?
「俺も…珠々、友達として大好き」
気付けば、あたし達が付き合った公園まで歩いてきてた。
そしてまた、始まりの日のように、笑顔で笑いながらブランコを漕いで
終わりの日を終えた。