茂みを揺らし二人の前に現れたのは、侍らしからぬ刀を構えた男たちがおよそ十人ばかり。
「何奴だっ!」
と、五関。
「その女に信長の元に行かれては都合が悪いのでな」
「何っ!」
「お前達、甲賀者だなっ」
敵を見据えて成葉が呟いた。
「流石、伊賀の頭領の娘、察しがいいな。伊賀と織田が組まれては、甲賀が織田に下った意味がなくなるっ」
「貴様ら、甲賀の為に、織田に伊賀を攻めさせようというのか。」
「その通り。信長の気まぐれで、織田に伊賀攻めをやめられては困るんだよ」
「なんて事だ…」
五関は甲賀者の言い草に呆れながらも、戦わざる状況を察して刀を抜いた。
「何奴だっ!」
と、五関。
「その女に信長の元に行かれては都合が悪いのでな」
「何っ!」
「お前達、甲賀者だなっ」
敵を見据えて成葉が呟いた。
「流石、伊賀の頭領の娘、察しがいいな。伊賀と織田が組まれては、甲賀が織田に下った意味がなくなるっ」
「貴様ら、甲賀の為に、織田に伊賀を攻めさせようというのか。」
「その通り。信長の気まぐれで、織田に伊賀攻めをやめられては困るんだよ」
「なんて事だ…」
五関は甲賀者の言い草に呆れながらも、戦わざる状況を察して刀を抜いた。



