「やだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだやだ!!!」
「ほーれほれ」
ぐいぐい、抵抗するあたしを余所に唯はあたしを連れて行こうとする。やだやだやだ。
「つーかぁ」
「何!」
あぁ、と唯が思い出したようにぽん、手を合わせる。
それは、「あっれ、今日課題あったっけ」みたいなノリだった。
「お前ってぇ、ストーカー行為されちゃってる系な?」
「………………………………………………………………………………………は?」
「ひ?」
「もうノらねぇ」
「ざんねーん」
全然残念じゃなさそうに笑う唯は、またしても衝撃発言を放った。
だってあたし、ストーカー?に被害あってるなんて唯に言ってないし、麻衣だって樹くんだって言うとは思えない。
疑問に思っていると、唯があたしの心を読んだのか、口を開いた。
「だって手紙、落ちてたし」
「!?!?!?え、ちょ、まさか、」
「余裕で読みましたよ全文」
あ、コイツマジ召されていいわ。

