「―――――――――――ふぅ。あー終わった終わったー疲れたー」 警察に引き渡した後、麻衣はさっきの剣幕が嘘のようにのびのびとしていた。 「雫?」 「は、はい」 何となくさっきの麻衣の顔が怖くてどもりながら返事をする。そんなあたしを見て麻衣はにっこり、満面の笑みで、 「どうして相談しなかったのかしらねえ?ねぇ、二人とも」 「全くですね麻衣様」 「麻衣様?!」 「……」 何で唯と麻衣に主従関係ができてるんだ。ま、まあいいか。うん、触れちゃいけない気がする。