――――――――が。
「ハァイ、変態捕獲しまぁす」
「……!?」
急にこの場にそぐわないふざけた声が聞こえて、つい条件反射でばっと声のしたほうを振り向いた。
他の二人もそちらへ目を向ける。
そこには、……。
「ようよう貧乳」
「………………唯」
うん。
何となくわかってたよ、わかってたけど。
お金持ち設定をここで出してくるとは思ってなかった。
「……何でしょう、この方々」
「俺の護衛」
にしては多すぎやしませんか。
目を向けた先には唯と―――――警察みたいな服装をした、数十人の男の人たちがざっと綺麗に並んで立っていた。
急にこの倉庫むさ苦しくなってないか。

