二江川の向こう側には、ビクビク震えた萌心がいた。 「お前なにやってんだよ!」 「ああ?」 二江川は後ろを振り返って、親を睨みつける。 「俺の彼女になに手ェ出してんねん!」 「あ?俺の告白を断るやつなんてありえねえんだよ!!」 なんやねん…自分がそんなにかっこいいんかよ。 確かに、男の俺から見てもかっこいいと思うし…もてるんだろうな。 だからって…女に怒鳴るとかありえねえ。