家を出た私とレイは 少し広めの草原がある公園へきた 日曜日だからなのか、家族連れや 走り回る子供達がたくさんいた 「俺も走りまわりたいなぁ~…」 「行っておいで? 私はここにいるから」 「もし俺がいま猫の姿に変わったら …みんな驚くよ…ね」 「レイ…」 ありのままの姿で走りまわりたい レイはそう思っていたようで さっきから羨ましそうな目で 走り回る子供達を見ている