Goodbye My Baby

「きっと明るい子だね」

「桜に似てさ」

「スポーツも得意だったかな」

「そこは俺と同じ」

「優哉と同じ垂れ目かな」

「桜みたいな天然パーマだったかも」



まるで、光がこれから生まれてくるかのように話をした。

虚しいだけなのに・・・



でも、何かしないと気が狂いそうだった。



「明日、学校休むから」

「あぁ、ゆっくりしろよ」



お医者さんから、「安静にするように」と言われた。

明日は、月曜日で体育もあるから、休むのが賢明だろう。


うちの家が多忙なことは先生たちも承知だから、私が欠席の連絡をしても分かってくれるだろう。