Goodbye My Baby

『悪い、さっきは突然切って。今から、会いたいんだけど』

「え・・・どうして・・・」

『バカ、俺の子なんだろ!』






周りに人がいるだろうに、優哉は大声でそう言ってくれた。

赤ちゃんの存在を認めてくれた。



ちゃんと・・・






「優哉・・・」

『2人で考えようぜ。俺たちの子供なんだから』




優哉の指定した公園で、私たちは待ち合わせた。

子供たちが砂場や滑り台で騒いでいる。



そんなのどかな公園で、私たちはベンチに腰掛けた。

しばらく、互いに何も言えなかった。