数秒待って、優哉が出てきた。
心なしか、表情が硬い。
「おぅ・・・入れよ」
「う、うん!」
きちんとした家だな、と思った。
両親と、4つ上の姉。
ごく普通の家族構成の中、ごく普通に育った優哉。
そんな優哉が住むのに、よく似合う家。
普通で、心地よい家。
「お邪魔しまーす・・・」
「いいよ、俺しかいないんだし」
軽く優哉が笑った。
そ、そうだよ・・・ね・・・
うん・・・
靴を脱ぎ、優哉の部屋まで上がった。
綺麗に整頓されていた。
カーテンは、トーンオントートのチェック。
ベッドは、ごくシンプルな木製。
机と棚には、優哉の好きなバンドのCDや、『テニス上達への道』と書かれた本なんかが並べられている。
テニスラケットは、整備用の道具と一緒に壁に掛けられていた。
「きれいにしてるんだね」
「桜が来るから片付けたんだよ」
硬い表情のまま、優哉が笑う。
優哉が入れてくれたコーヒーは、あったかくておいしかった。
マグカップに手を添えて、こくんと飲む。
ふと、優哉と目が合う。
なんだか、時間が止まったみたいで、息苦しくなった。
優哉が、私のあごに手を寄せて、キスをした。
びっくりするくらい大人なキスだった。
心なしか、表情が硬い。
「おぅ・・・入れよ」
「う、うん!」
きちんとした家だな、と思った。
両親と、4つ上の姉。
ごく普通の家族構成の中、ごく普通に育った優哉。
そんな優哉が住むのに、よく似合う家。
普通で、心地よい家。
「お邪魔しまーす・・・」
「いいよ、俺しかいないんだし」
軽く優哉が笑った。
そ、そうだよ・・・ね・・・
うん・・・
靴を脱ぎ、優哉の部屋まで上がった。
綺麗に整頓されていた。
カーテンは、トーンオントートのチェック。
ベッドは、ごくシンプルな木製。
机と棚には、優哉の好きなバンドのCDや、『テニス上達への道』と書かれた本なんかが並べられている。
テニスラケットは、整備用の道具と一緒に壁に掛けられていた。
「きれいにしてるんだね」
「桜が来るから片付けたんだよ」
硬い表情のまま、優哉が笑う。
優哉が入れてくれたコーヒーは、あったかくておいしかった。
マグカップに手を添えて、こくんと飲む。
ふと、優哉と目が合う。
なんだか、時間が止まったみたいで、息苦しくなった。
優哉が、私のあごに手を寄せて、キスをした。
びっくりするくらい大人なキスだった。


